クレジットカード不正利用に気づいたら放置するな!そのままだと…
絶対チャージバックくらいますよ!
どうも、横山です。(写真は僕じゃないですよ。違いますからね。ホントに。)
冒頭から既に言っていますが今回はクレジットカードの不正利用の予防、対策、対応の話。
初めは放置しがちなクレジットカード不正利用
まだチャージバックなんて受けたことのない初めのころはクレジットカードの不正利用は放置しがちなんです。
・クレジットカードの売上がたっていて、銀行口座に実際の入金も済んでいる。
・数ヶ月経つけど、何の音沙汰もない。
・今までクレジットカードの不正利用に遭遇したことなんてない。
こういう状態だと、たとえ購入者と連絡がとれなかったり、見に覚えがない注文だと配送先の人から言われても
「もしかしたら、このままユーザー側が不正利用に気づかずお金が入るのでは…」
と思いがちですが、
まず、そんなことはありません。
ほぼ100%チャージバックを起こされます。
半年後とか忘れたころに。
そしてチャージバックを起こされるとチャージバック手数料等もともと払う必要がない諸費用を払う必要がでてきてしまいます。
決済会社によってはチャージバックを請求された時点で該当注文に関して店舗側がどうこうする権利を失うところも多く、その場合は抗議することも不可能になりただ請求されるがままに払うしかありません。
クレジットカード不正利用を見極める5ポイント
さっき説明したようにクレジットカードの不正利用があった場合はチャージバックは避けられません。
ですので、
「この注文なんか怪しいな…。中国系サービスのメールアドレスなのに配送先普通に日本だし。」
みたいに怪しさを感じたら、実際のところどうなのかを探ります。
この場合どれだけ怪しいかを探って判断するわけですが、その際のポイントを簡単にまとめます。
1.電話がつながらない
まず購入者に電話するなりして本人確認を行いましょう。
ただクレジットカードの不正利用(盗難、番号盗用等)の場合は注文情報にある電話番号につながらない場合が多いです。
電話がつながらない場合、ほんとに不正利用なのかそれとも単純に見ず知らずの番号をとらない主義の人なのか判断に困るところではあります。
ただ怪しさは増しますよね。
特に電話番号をかけた時に「おかけになった番号は現在使われておりません。」というアナウンスが流れるような使われていない架空の番号の場合はかなり怪しいです。
逆にここで普通に電話で話せて購入者であると確認できればほぼシロ。不正利用はまず100%ありません。
2.メールアドレスがフリーアドレス
メールアドレスがフリーアドレスの場合は身元確認がとれない場合が多いのでこれも不正利用が怪しくなるポイントです。
特にメールアドレスが中国系orロシア系の場合はさらに怪しい。
逆にここがプロバイダー提供のアドレスだったり、携帯アドレスだった場合はかなり安心です。
3.商品を送ったのに、受け取らない
既に料金を払っているにも関わらず商品を受け取らないということは普通まずあり得ませんよね。
お金を払っているのに商品を受け取らず、連絡もない…この場合はほぼクロです。不正利用されています。
4.名前が変、文字化けしている
まぁここは何となくでしか言えないんですが、注文時の名前に違和感を感じるものが多いです。
5.注文した商品が普通はなかなか出ない商品
クレジットカード不正利用の場合は不正利用者は適当に商品を選ぶか、もしくは悪意をもってショップ側を困らせようとしているのではけにくい商品を選びます。
ですのでここも少し違和感が現れやすいポイント。
以上の5ポイントは完全に白黒つけれるポイントではありませんが、
次に紹介する2つのポイントは当てはまる場合、完全にクロだと分かるポイントです。
クレジットカード不正利用確定の2ポイント
1.電話番号や住所が不正(全く関係ない会社、機関の番号)
詐欺や不正に利用されている電話番号や住所はネット上で一覧にされているので、必ず住所、電話番号を検索するようにしましょう。
また利用されている番号でも、大企業の総合受付窓口だったりと明らかに関係ないところの番号の場合はクロです。
2.商品を送ったら、「身に覚えがない」と言われた(電話やプロバイダーアドレス、携帯から)
これも完全にクロ。というか不正利用そのものです。
電話番号等、相手の素性を追える連絡方法で「身に覚えがない」と言われたらもう決定的です。
もし相手が不正利用犯だった場合には自分の素性が分かる方法では絶対に連絡してこないからです。
この2ポイントに当てはまったら不正確定です。
クレジットカード不正利用だと確信した時の対応
これはずばり
クレジットカード決済会社に連絡して、決済取り消しor売上返金
を行いましょう。
当然商品の仕入があった場合はその配送もキャンセルです。
これでチャージバック手数料をとられたり、不良在庫をもったりすることがなくなります。
繰り返しますが、クレジットカード不正利用はほぼ間違いなくチャージバックが発生します。
ですので楽観的になることなく、クレジットカード不正利用を確信した時には迅速に対応しましょう。
以上、参考になれば幸いです。