弁護士が裁判とかで使う心理的手法
今日は久しぶりに心理学的なテーマについて語ります。
弁護士が裁判とかで使う心理的手法
突然ですが、
ドラマなどでの裁判のシーンを思い出してみてください。
よくあるシーン、印象に残っているシーンでは
「異議あり!誘導尋問です!」
というのがあるんじゃないでしょうか?
この誘導尋問というのは
文字通り相手を誘導していく問いかけ方のことです。
誘導尋問とはいったい何かを簡単に説明すると、
質問に見せかけた意見のことです。
…実は先ほどの
よくあるシーン、印象に残っているシーンでは
「異議あり!誘導尋問です!」
というのがあるんじゃないでしょうか?
というのも誘導尋問だったりします。
~ですよね?
~ ではないでしょうか?
体裁としては相手に対して答えを聞いている形になりますが
自分の意見を交えて相手に同意を促しています。
別名、修辞疑問文とも言われています。
体系としては古代ギリシャ時代に
哲学者のアリストテレスが弁論術の中で確立させたもので、
歴史としてはとても長いんですが、
この影響を意識している人はほとんどいません。
(まぁ、もともとこういった心理的手法というのは
99%自覚することができないものなのですが。)
意識してみると、セールスレターなどにも多く使われてることがわかります。
ただしバランスを誤って使うと逆効果ですし
心理操作というのはあまりおススメできるものではありません。
節度を守って利用してみてください。
ではまた明日。
タグ:誘導尋問