2文字だけで反応率を上げる
どうも、横山です。
さて、本日の記事は
「2文字だけで反応率を上げる」
です。
今回ご紹介する言葉はたった2文字です。
その言葉は
「ので」
です。
ある実験をご紹介しましょう。
図書館のコピー機の横にいる人に
「すみません…5枚だけなんですけど先にコピーをとらせてくれませんか?」
と頼んだ場合、60%の人が先に譲ってくれた。
次に急いでいるので、という理由を付け加えて
「すみません…急いでいるので
5枚だけなんですけど先にコピーをとらせてくれませんか?」
と頼んだ場合は94%の人が譲ってくれた。
(影響力の武器 Robert.B.Cialdini著 社会行動研究会訳 2007, p8. 間接引用)
ここまではわかるでしょう。
納得できる理由が提示されているので
「それなら…」
という気持ちになります。
問題は次です。
「すみません…コピーをとらなければならないので
5枚だけなんですけど先にコピーをとらせてくれませんか?」
これははっきり言って理由になっていません。苦笑
しかし、この場合も93%もの人が譲ってくれたのです。
(影響力の武器 Robert.B.Cialdini著 社会行動研究会訳 2007, p9. 間接引用)
つまりその理由の内容自体は大して考えず、
「理由がある」ということだけで反応がまるで変わってきてしまうのです。
こういった心理的影響というのは、ほぼ無自覚です。
というより、自覚していたらその影響を回避できますしね。
人間の心の構造的に回避できないのが、難点なのです。
そういった背景もあって
この「ので」、つまり「理由の提示」は
セールスレターなとでも死ぬほど使われています。
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あ、
毎度のご忠告になりますが、
あくまで適切なバランスでの活用してください。
お客さんの信頼を裏切ってしまったら元も子もありません。
ではまた明日!
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